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瀬戸探訪記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私、HP管理人こと「サル吉」は生まれも育ちも瀬戸で生粋の瀬戸っ子でございます。 このページでは「サル吉」の独断と偏見で感じた瀬戸を紹介させて頂きたいと思います。 生まれは昭和の50年。瀬戸の歴史から見ますとほんの一瞬の年月ではございますが、 きらきら輝こうと頑張って生きております。 この文章を読んで、少しでも瀬戸に興味をもってまた瀬戸に来て頂けば幸いです。 瀬戸の建物や行事の詳しい紹介をするのではなく、ガイドブックや他のHPでは載って ない部分を、サル吉の辛口コメントで紹介するコンテンツです!! |
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2005年にサル吉が探検した施設はこちらから | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サル吉の瀬戸弁口座 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
見学する買い物する味わう作陶するその他 |
愛知県陶磁器資料館 |
営業時間:午前9:30〜午後4:30(入館は4時まで) 定休日:毎週月曜日 |
瀬戸市南山口町234 0561-84-7474 |
瀬戸の中心部から少し離れた丘陵地にあります。総合的な施設で重要文化財が多数展示してあり、かなり見ごたえがあります。(入場料400円のもとは十分とれます。)またなぜか館内のエレベーターがリニアモーターエレベーターというハイテクを使っており一度乗ってみる価値はあります。あとおすすめなのが茶室「陶翠庵」です。瀬戸・常滑・美濃などの陶芸作家の作った抹茶茶碗でお抹茶を頂くことができます。普段手に届かないような茶碗が出てくるのでちょっと緊張しますが、お菓子代込みで510円なので緑に囲まれたこの茶室で一服するのもいいと思います。 HPはこちら |
品野陶磁器センター |
営業時間:午前9:00〜午後5:00 定休日:年中無休 |
瀬戸市品野町1-126-2 0561-41-1141 |
定光寺に近い山あいにあり、瀬戸の中心からは少し離れています。一枚200円の御飯茶碗から作家さんの200万円の花器まで幅広い品揃えです。なかには神社に並んでいるようなこま犬まで売っていました。(二体で100万円だった。)窯元直売の小売が中心でその時期に合わした催し物や陶芸教室がやっています。またレストランも完備。 HPはこちら |
赤津焼会館 |
瀬戸市赤津町94-4 0561-21-6508 |
外観から建物が陶器で出来ている赤津焼会館。入る前から期待がふくらむが、なかに展示されている作品もなかなかの味わいがあるものばかり。茶器を中心に普段使いの食器まで7種類の釉薬で作られており小売も行っています。建物のある場所が悪いのか、あまり他のお客さんがいないので貸しきりで見学できる可能性が高い隠れた名所です。 |
新世紀工芸館 |
営業時間:午前10:00〜午後6時(入館5時30分まで) 休館日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合、翌日休館)及び12月29日〜1月3日 |
瀬戸市南仲之切町81-2 0561-97-1001 |
99年の5月に出来たばかりの白い壁と黒い木の梁のコントラストがきれいなところでした。ガラス工芸やノベルティが中心の施設でこれからの瀬戸の可能性を感じさせてくれます。また作家さんの手作りの器を自分で選べるティールームがあります。レトロなティールームでゆっくり本でも読めるような雰囲気でコーヒーは250円から(セルフサービス)。ガラス系が好きな方は一度どうぞ。そうでもない方は・・・。 HPはこちら |
マルチメディア伝承工芸館 |
営業時間:午前10:00〜午後5時 休館日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合、翌日休館)及び12月28日〜1月4日 |
愛知県瀬戸市西郷町98 пF0561-89-6001 |
郵政省の補助事業「マルチメディア街中にぎわい創出事業」をで造られたもので、はっきり言って箱の名前と中身が一致しない代物。やきものの文化や観光情報を提供する「本館」・瀬戸染付の展示室と研修生が作陶活動をする「交流館」。市指定文化財の「「古窯」を保存する「古窯館」からなる施設です。駅から少し距離があります。HPはこちら |
窯垣の小径資料館 |
営業時間:午前10:00〜午後3:00 定休日:毎週水曜日 |
瀬戸市仲洞町39 0561-82-0714 |
尾張瀬戸駅から徒歩30分くらいの所に、この窯道具で飾った壁や塀が連なる窯垣の小径があります。非常に雰囲気がよく昔ながらの瀬戸を味わうことが出来ます。ただしその距離は短い。ただし案内の看板が殆どなく道も入り組んでいるので地元民でもたどり着くのが困難。また道半ばにある資料館も定休日以外に閉まっていたので問い合わせが必要。駅から少し距離があります。 |
岩屋堂公園 |
四季折々の自然の変化を味わうことの出来る瀬戸の渓谷「岩屋堂公園」国道155号線から看板を頼りに側道に入る。「清水橋」を使って対岸に渡り駐車場があるのでここで駐車。(ここが最後の無料駐車場)そこから徒歩で大自然が満喫できます。15分くらい歩くと瀬戸大滝が見えてきます。落差15メートルくらいで結構迫力があります。宿泊施設もあります。 瀬戸大滝の画像はこちら。 |
窯神神社 |
瀬戸市窯神町112 |
磁祖加藤民吉をまつる神社、ブロンズ像も建てられています。。登り窯をかたどったお社がありユニーク。また展望台があり瀬戸のまちや、瀬戸のグランドキャニオンと呼ばれる陶土珪砂採掘場が一望できます。9月に開催されるせともの祭りは窯神神社の祭礼。 |
深川神社 |
瀬戸市深川町11 0561-82-2764 |
瀬戸の産土神である深川神社。宝物殿には国の重要文化財である陶製狛犬が奉納されています。これは藤四郎が陶器焼成に成功した、感謝の気持ちを込めて奉納したと伝えられています。神社幣殿の屋根瓦の一部は織部瓦。窯変したグリーンの濃淡が、周りの緑に映えてとても美しいものです。(ただし見るのは有料) HPはこちら |
海上の森 |
万博予定地として一躍有名になったが、それまでは見向きもされなかった場所。はっきり言って瀬戸の人は殆ど行ったことがないとがないです。道は険しく大自然が満喫できます。 |
せともの楽市 |
森本陶苑のすぐ前。有料駐車場横で毎月第2日曜日に十店くらいのテントが並び楽市を開きます。若手陶芸家や窯元が出店しているので、せとものの上手な扱い方、本物の見分け方などを聞くことが出来ます。 |
来る福 招き猫まつり |
9月29日は「来る福」と読み、招き猫の日!瀬戸では、昔から招き猫を作っており、この日を招き猫に感謝をする日としています。この祭りでは、招き猫展示即売を中心に、招き猫の絵付け体験、古い招き猫の展示など様々なイベントが行われます。むりむり町おこし的な後付けイベントなのですが、色々な種類の猫が並ぶので猫好きな方にはお薦めです! |
瀬戸の鰻屋 |
瀬戸には鰻屋が大変多い。自分が知っている所だけで7〜8軒あります。海や湖・有名河川とは全然関係ないのになぜこんなに鰻屋が多いのでしょう。瀬戸で育ってきたので全然意識していなかったのですが、言われてみればなるほどこれは多いなと感じます。瀬戸はご存知のとおり陶器の町。昔はいたるところから窯の煙があがっていたそうです。やきもの産業を支えてきたのは職人さんで、土を採掘する人、運ぶ人。土を合わせる人、こねる人、そして1500度近くにもなる窯を見守る窯焼きの人など、どの工程をとっても体力が勝負の仕事です。そんな職人さんたちの労をねぎらうために窯元では、スタミナ増強効果の高いうなぎをふるまったといいます。 |
せともの祭りと雨 |
せともの祭りは磁祖「加藤民吉」の祭礼。ここでは少し昔話を・・・。瀬戸は昔陶器で産業がなりたっていたが、九州のほうで磁器というあたらしい手法の器が興り、美しい染付が施されるようになりました。そこで加藤民吉が今で言う産業スパイになって命がけで九州の有田へ旅立ったのです。苦節の上、瀬戸に磁器製法を持ち帰ったのですが、九州に渡った際地元の窯元の娘と結婚して子供をもうけました。しかし技術を習得した民吉は妻子をおいて瀬戸に戻らなければなりませんでした。その後を追って瀬戸にやってきた妻子は村人に民吉に会うことを許されず、近くの池に身を投げたそうです。そこでせともの祭りに必ず雨が降るのは、その妻子の涙だと言われるようになったのです。つい最近まで9月の第3週の土日にせともの祭りが開催されていたのが、第2週に変更されたのは、気象統計的に雨が降りにくいからです。さて今年は雨が降るのでしょうか・・・・。 |
瀬戸の味噌かつ定食 |
瀬戸市朝日町42 0561-82-3613 |
材料を生かした味自慢の店「レスト サカエ」瀬戸ではちょっと有名な味噌かつ定食やエビフライ定食。赤だしとベストマッチで値段は1300円くらい、値段はちょっと高めだがアットホームな雰囲気の店内でおいしく頂けば納得価格です。 |
瀬戸の焼きそば |
瀬戸市宮前地下街 大福屋0561-84-3894 福助0561-82-6898 |
この瀬戸の焼きそばは結構有名なのですが、宮前地下街(地下ではないのだが)に軒を連ねる「大福屋」と「福助」です。焼きそば330円と大変安くおいしいので、昼時などはかなり並びます。 |
瀬戸の肉うどん |
ユニー瀬戸店の一階にある「うどんのみのや」。(現在はアピタ瀬戸店の2階フードーコーナーとパルティ瀬戸の1階にあります。)店に入ったらお客の名称が「お兄さん」と「お姉さん」のふたつに分類されて呼ばれます。早い、安い、量が多いの三拍子の揃った店でしかもたまにおばちゃんの親指という隠し味いりです。うどんは300円からでおすすめは肉うどんです。安いのにボリュームがあるので地元民には大人気。ここも昼時には並びます。(メニューにはない隠しメニューがあります・・たとえばカレーそば等。) |
瀬戸の五目ごはん |
瀬戸では通称「ゴモ」の五目ごはん。これは、江戸時代から伝わる瀬戸の一般的な家庭料理でした。明治初期の文献に残された記録から材料を選ぶと、具は人参・ごぼう・椎茸・こんにゃく・とり肉・油揚げと豊富だったよう。昼夜を問わず働く瀬戸の職人さんにとって、とり肉や野菜がふんだんに入ったゴモは、手早く食べられる上に、一品だけでも栄養価の高いご飯。また、冷たくなってもおいしく食べられる味付けは、弁当としてもうってつけだったのでしょう。 |